麻しん・風しん
麻しん・風しんについて
麻しん(はしか)は感染力が非常に強く、免疫がない人が患者と接すれば、ほぼ100%感染します。主な症状は、39度~40度の高熱と発疹で、特に子どもが感染すると、肺炎や脳炎などの重い合併症により、命に関わることもある恐ろしい病気です。今般、海外において、麻しんの流行が報告されており、海外からの輸入症例を契機とした国内における感染伝播事例も報告されています。海外旅行を計画されている方は麻しんに御注意ください。
また、風しん(三日はしか)も、感染力が強く、妊娠20週ごろまで(特に妊娠初期)の女性が感染すると、難聴や白内障、先天性心疾患などの障がい(先天性風しん症候群)のある赤ちゃんが生まれる可能性があります。
麻しん・風しんの予防には、予防接種が有効です。自分が感染しないためだけでなく、周りの人に感染を広げないためにも予防接種を受けましょう。
お子さんの麻しん・風しん予防接種は2回です
子どもの麻しん・風しんの予防接種は、1期(1歳以上2歳未満)、2期(小学校就学前の1年間)の2回接種です。この期間であれば無料で接種できます。対象年齢でまだ接種されていない子どもには、早めに予防接種を受けさせましょう。1回の接種では免疫がつかないことがあるため、必ず2回接種しましょう。予防接種は、体調のよいときに受けましょう。
接種対象期間内に接種を受けられなかった方の取扱いについて
麻しん及び風しんの定期予防接種について、次の対象者は予防接種法施行令第3条第2項及び予防接種法施行規則第2条の8第4号に基づき、対象期間を超えて(令和7年4月1日から令和9年3月31日までの2年間)接種を行える取扱いが国から示されています。該当がある場合は、お手数ですが事前に保健課感染症係へ御相談ください。
第1期 | 令和6年度内に生後 24 月に達する、又は達した者であって、 MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種 ができなかったと市町村長が認める者 |
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第2期 | 令和6年度における第2期の対象者(5歳以上7歳未満の者 であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当 該始期に達する日の前日までの間にあるもの)であってMR ワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種がで きなかったと市町村長が認める者 |
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