「平和の鐘」建立の主旨
昭和20年8月15日,太平洋戦争は,日本国民はもとより海外の多くの人々に言い知れぬ深い傷跡を残し,悲惨な戦いを終えた。あの日から40数年,私たちは苦難の中から立ち上がり,戦争放棄を国是として,今日の平和で豊かな社会を築きあげた。
本市は,昭和61年9月,世界の恒久平和と倉敷市民の幸せを願い「倉敷市平和都市宣言」を行い,平和への誓いを新たにした。
このたび,宣言の主旨に沿い,再びあの悲惨な戦争を繰り返すことのないよう祈念し,被災地水島の一角に「平和の鐘」を建立する。
平成2年5月
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