下津井祇園文書 8冊(しもついぎおんもんじょ 8さつ)
- 種別
- 市指定・書跡・典籍
- 所在地
- 倉敷市下津井
- 所有・管理者
- 祇園神社
- 指定年月日
- 昭和45年3月20日
下津井港に突出した浄山の岬にある祇園神社は、下津井港が栄えた江戸時代後半頃に長浜宮と祇園宮を合祀した神社です。祇園文書はこの神社に関する江戸末期の記録です。
残されている文書のうちの8冊が、倉敷市の重要文化財に指定されています。この中には、下津井港問屋規制などの当時の商法を知ることのできる「旧長浜記」(1801)や、当時の下津井の経済的繁栄を表す神社への寄進について記した「玉垣勧進帳」(1827)をはじめ「長浜宮本殿再建帳」(1805)、「諸願留帳」(1848)などがあります。
これらの資料はいずれも、かつて港町として賑わった下津井の繁栄ぶりをしめす貴重な資料です。
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