明治以降の旱魃 概要

ページ番号1011298  更新日 2025年1月25日

印刷大きな文字で印刷

旱魃(かんばつ)とは少雨による水不足のことです。明治以降,倉敷市域に特に大きな被害をもたらした旱魃として,明治9年(1876),大正13年(1924),昭和14年(1939)の状況を示す資料を紹介します。
倉敷観測所で計測された大正13年の年間降水量は733.1ミリと例年の3分の2に過ぎず,7月の降水量はわずか11.0ミリでした。昭和14年はさらに少なく,607.6ミリしか年間降水量がありませんでした(『岡山県統計年報』)。
干拓地など,もとから水不足に悩まされがちであった地域では,特に深刻な被害となり,それに対処するための農業用水の整備や農業機械の導入などにも力が入れられました。

このページに関するお問い合わせ

倉敷市 総務局 総務部 総務課 歴史資料整備室
〒710-1398 倉敷市真備町箭田1141番地1
電話番号:086-698-8151 ファクス番号:086-697-5155
倉敷市 総務局 総務部 総務課 歴史資料整備室へのお問い合わせ