資料3 「倒壊した都窪郡庄村国民学校」(写真提供:岡山地方気象台)
解説
都窪郡庄村国民学校は2階建講堂の半分と宿直室その他附属建物2棟が倒壊しました。これに対して庄村長は震災による国民学校の復旧を急ぎ,昭和21年12月26日に「学校災害に対する復旧ニツイテ」の議案を提出しました。昭和22年の「役場日誌」(旧庄村役場文書64-28-7)には,1月13日に助役が国民学校の復旧工事のため岡山県建設課へ出張,1月14日に助役が工事費起債に関し都窪浅口地方事務所へ出張,6月17日には新築地の地鎮祭を執行,9月10日には小学校新校舎の竣工式の記述があり,復旧工事を急いでいる様子がうかがえます。