2010年クライストチャーチ学生親善使節日程表 今回クライストチャーチ学生親善使節の来倉が20回目となりました! 去年(2010年)のプログラムがH1N1インフルエンザの影響で中止になったということもあって、今回のプログラムで盛り沢山の活動を通して日本の文化や生活習慣を体験させてあげようという気持ちが、ホストの中でより強まっていたでしょう。 わずか2週間余りの滞在でしたが、14名の学生と引率者2名が満足度の高い交流が出来ました。 英語の日程表は右の画像をクリックしてください。
Day 1 10月1日 倉敷善意通訳会にお世話になり、少人数のグループに分かれ、美観地区を案内していただきました。 途中で「桃太郎のからくり博物館」を訪ねたら、館長がちくわの笛を吹いてくださいました。 学生達は演奏の途中、笛を食べだす館長にびっくり!!
Day 2 歓迎夕食会 10月2日 歓迎夕食会を開催しました。 ホストファミリーと学生親善使節、並びに来賓が楽しい時間をすごしました。 学生は倉敷で初めての一泊の話を語り合う姿がわくわくしていました。 途中で学生達がステージパフォーマンスを披露してくれました。その後、9月4日のクライストチャーチの大地震と1000回も超える余震について伺いましたらやはり「怖かった」や「家が崩れるかと思った」という感想でした。 ところが「地震の時楽しかった」と「学校が休みになって嬉しかった」等、さすがに若い楽観的な返事もありました。
Day 4 10月4日 岡山城と後楽園へ行って来ました。 岡山市観光ボランティアガイドさんがそれぞれの歴史と裏話を詳しく説明してくれました。 高田織物工場見学とミニ畳つくり体験。自分で選んだ畳縁を使ってミニ畳つくりをしました。 ニュージーランドでは見たこともない日本の伝統的なものを異なった視点から見ることができました。 国に帰ったら自分が作ったミニ畳を親や兄弟にプレゼントするとか自分の部屋に飾るとか皆のアイデアそれぞれでした。
Day 7 10月7日 日本を訪ねるニュージーランド学生訪問団にとってなくてはならない体験といえば、広島原爆ドームと平和記念公園訪問です。 学生達にとって戦争の恐ろしさを学ぶ貴重な機会です。 帰りに宮島の世界遺産厳島神社を訪ねました。
Day 10 トーマス君と再会 10月10日 8月に倉敷の「生活体験団」がクライストチャーチを訪問しホームステイをしました。 その時ホストしてくれた相手が今回の学生親善使節の団員です。 ところが、2ヶ月前お世話になったホストブラザーやホストシスターをどうしても自分の家に受入できない家庭もいたため、倉敷国際ふれあい広場で再会出来る機会を設けました。 尚、ちょうどこの日に2008年の学生親善使節のトーマス君も一人で倉敷を訪ねており、2年前のホストファミリーと再会が出来ました。 この青少年交流プログラムの参加者全員がトーマス君みたいに出会いを大切にしていくと、このプログラムに対する両市の希望が実現します。
Day 11 10月11日 倉敷国際ふれあい大運動会に参加しました。 赤組白組に分かれ、倉敷の外国人市民と日本人市民と一緒に、玉入れ、綱引き、ニ人三脚等して汗をかき、日本独特の運動会の雰囲気を味わいました。
Day 13 10月13日 朝から玉島小学校の6年生と交流しました。 最初に玉島小の生徒が体育館で学校生活と日本文化を紹介してくれました。その後、少人数のグループに分かれ、それぞれのグループに学生親善使節一人ずつがつき、いろんな活動をしました。給食も一緒に食べてお別れするまでの5時間があっという間に感じました。 バスを見送った玉島小の生徒達は最初の緊張感をすっかり忘れ、笑顔になっていました。 午後からは玉島の三沢りんご園でりんご狩りをしました。もうお腹がいっぱいでしょうと思いきや「美味しい」といいながらもう一個にかじりつく学生が何人もいました。 テレビ取材を受けたニコラス君が「日本のりんごがジューシーで美味しい」と述べました。
Day 15 10月15日 引率者マルコムさんとリンダルさんがFMくらしきの番組「Sunshineラジオ」にゲスト出演しました。 同じニュージーランド出身のラジオホスト・ジュディス三上さんが大きなテーマとして9月のクライストチャーチ大地震を取り上げました。