令和2年度 おもてなしマイスター講習
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講習1(総論)-A
- 日時:令和2年11月12日(木曜日)14時~15時半
- タイトル:「ユニバーサルデザインのまちづくりとおもてなし」
- 受講者:21名
- おもてなしマイスター制度が誕生してから11年。おもてなしマイスターの1期生は認定後10年目を迎えました。今回は、「更新」の8名を含む、21名の方が受講されました。
- 大阪大学人間科学研究科未来共創センター特任講師の石塚裕子氏は講演の中で、おもてなしマイスターも取り組みをはじめて10年がたち、バリアフリー法の改正もヒントにして、これから先取り組むべきことを考えていきましょうと話されました。
- また、「観光まちづくり」においては、環境のユニバーサルデザイン化、配慮の充足、インクルーシブ文化の情報発信が大切であると話されました。
講習1(総論)-B
- 日時:令和2年12月18日(金曜日)15時半~17時
- タイトル:「バリアフリーのひと・まちづくり」
- 受講者:39名
- 大阪大学名誉教授の新田保次氏が講演。まちには、狭くて段差のある歩道、目の不自由な人が渡れない横断歩道、車いすが通れない改札口…など様々な「移動のバリアー」が存在していることを紹介され、国が制定する「改正バリアフリー法」のポイントについて、詳しく解説していただきました。
- また、倉敷市においては特に、歴史的景観地区でのバリアフリー化の実現を目指して、地区住民・事業者・障がい者団体・行政の協働により「美観地区バリアフリー推進会議」を設置し、取り組んでいること。さらに、ハードで対応できない部分をソフトで充足する「おもてなしマイスター制度」の意義などを分かりやすく話してくださいました。
- 講演の合間には「高齢者とは何歳からでしょう?」「歩道の有効幅員はいくら以上に?」などのクイズが織り交ぜられており、受講者らは頭をリフレッシュして楽しみながら考えていました。
講習2-1.
- 日時 1.:令和2年10月15日(木曜日)13時半~16時半
- タイトル:「高齢者疑似体験/車いす使用者に対する接遇/視覚障がい者に対する接遇」「観光とADL」
- 受講者 1.:50名
- 今回の研修では、まず「高齢者」「車いす使用者」「視覚障がい者」の3つのグループに分かれ、それぞれ2人1組で、“介助する人・される人”になって、エレベーターや階段を利用しながら市役所の庁舎内を歩きました。
- 視覚障がい者体験のグループでは、『ガイドヘルパー手のひら』の皆さんの指導により、障がい物がある時の誘導の仕方や声掛け、歩くペースなど習得していました。車いすのグループは、多目的トイレの使い方、段差の越え方なども実践練習。また、おもりの入った上着や、耳栓等を装着した高齢者疑似体験のグループは、思うように動かせない身体と見えにくい目、聞こえにくい耳で階段や通路を歩行し、高齢者の不自由さを実感しました。
- その後、介助の方法について、川本淳一理学療法士が専門家の立場から講義をしてくださいました。
講習3-ア
- 日時:令和2年9月10日(木曜日)13時半~15時半
- タイトル:「わかりやすいデザイン」
- 受講者:48名
- ユニバーサルデザイン(UD)とは、できるだけ多くの人たちが利用しやすいように配慮されたデザインのこと。「普段何気なく見ているものや使っているものを、UDの視点から見直し、なぜ分かりにくいのか、なぜ使いにくいのか、ということに気づくことが大切」と、川崎医療福祉大学の青木陸祐教授は話されました。そして、駅や街中の案内サインや表示等、たくさんの実例を示しながら、書体、字間・行間、色の組み合わせ、印刷物のレイアウトについて、解説してくださいました。
- その後、例題のチラシについて各自問題点を洗い出し、伝えたい情報がより的確に伝わるように意見を出し合いました。受講者らは「この先、資料を作るうえで相手に見やすいようにという思いを持って作ろうと思った。」「バイトでチラシ作りをしているので、実践してみます。」と意欲的でした。
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