コレクション展「池田遙邨名作展-四季折々の風景」

ページ番号1018984  更新日 2025年7月24日

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イベントカテゴリ: 市立美術館

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画像:池田遙邨「芒原」
「芒原」1983年
開催期間

2025年8月26日(火曜日)から2025年9月28日(日曜日)まで

開催時間

午前9時 から 午後5時15分 まで

(入場は午後4時45分まで)

形態
展示・上映・演奏
開催場所

2階 第2・3展示室

内容

日本画家の池田遙邨(1895年~1988年)は、旅を画室の延長であるととらえ、日本各地をスケッチ旅行して数多くの風景画を残しました。旅先では、叢の中に咲きほこる一輪の山百合にも人の手が加えられていない神のような荘厳な美しさに感動したといいます。このように旅に出て深く自然と向き合うことで、繊細な感覚をはぐくんでいった遙邨の作品には、四季それぞれの趣が巧みに表現されています。

満開の菜の花畑の中のお地蔵さまと二匹の蝶を描いた《のどか》、雉が落ち葉散り敷く中にたたずむ《閑》のように主要なテーマとなる作品もあれば、《昭和東海道五十三次〈箱根〉》のように画面の一部に添えられた色づく木の葉で、さりげなく季節感を伝えようとする作品もあります。私たちを取り巻く自然は、四季それぞれに豊かな表情を見せてくれますが、遙邨は様々な画風の変遷の後に、自由な発想でユーモアを感じさせる独自の風景画を作り上げていきました。

このたびの展覧会では、遙邨が洋画から日本画に転向した初期の作品から晩年の代表作〈山頭火シリーズ〉に至るまで、当館のコレクションから季節感あふれる遙邨の名作をご紹介します。遙邨が描く詩情豊かな四季折々の風景をご鑑賞ください。

休館日
月曜日(9月15日は開館)、9月16日(火曜日)
観覧料
  • 一般210円(150円)
  • 高大生100円(70円)
  • 小中生50円(30円)
( )内は20名以上の団体料金
倉敷市内の小・中学生は、いきいきパスポートまたは生徒手帳の提示で無料
高梁川流域パスポートを提示した小学生は無料(9月の平日を除く)
65歳以上の方、障がい者の方とその付き添いの方1名は無料(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示ください。障害者手帳アプリ「ミライロID」のご提示でも減免が適用されます。)
主催
倉敷市教育委員会
作品画像:池田遙邨「行きくれてなんとここらの水のうまさは 山頭火」1988年
「行きくれてなんとここらの水のうまさは 山頭火」1988年
作品画像:池田遙邨「閑」1971年
「閑」1971年

関連情報

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倉敷市教育委員会 生涯学習部 美術館
〒710-0046 岡山県倉敷市中央2丁目6番1号
電話番号:086-425-6034 ファクス番号:086-425-6036
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