自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2016年5月12日

やって来た夏鳥たち(種松山の東側登山道)

2016年5月12日

 今年も夏鳥たちが種松山にもやって来て、美しい声を張り上げ始めています。東からの種松山登り口に車を停めたところ、早速キビタキが「ピッピピロ、ピッピピロ」と出迎えてくれました。正面の木の枝に鮮やかな黄色の腹を見せて止まっていたのですが、撮影に失敗しました。
 ここから徒歩で散策していると、コナラの大木から「ツルチヨギミー」とセンダイムシクイの声が聴こえ、ウグイスは「ホゥ、ドケェイキョン?」と方言を交えて(?)騒がしい。遠くではコジュケイが「チョットコイ」と今日もけたたましく鳴いています。
 道端ではコバノミツバツツジの濃いピンクの花が盛りを過ぎ、アケビの花が間もなく咲きそうで、木々の新緑が目に眩しくなってきました。しかし、何本かのコナラがコブ病にかかっているのが気になります。


道端の餌を探すコジュケイ(3月25日撮影)


コブ病にかかったコナラの枝(4月25日撮影)

F・A

2016年5月12日 | コメント(0)