自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2024年6月26日

水島のチョウゲンボウ一家

2024年6月26日

偶然、カラスに追われた小型タカが、近くの市営住宅(13階)の屋上に止まったのを目撃しました。見上げると、そこには更に別のタカがいました。ビデオ撮影して確認すると、チョウゲンボウでした。

いつも屋上にいる2羽は、翼で風を受けて浮き上がったり着地したり、屋上の周りをくるりと飛んで戻ったりを繰り返していました。何となくふらふらと安定感がなく、着地の際のバランスが危なっかしい漢字がしました。幼鳥ではないかと思いました。

あと、速くて撮影できない2羽がいるのですが、いつもいる訳ではないようです。全員集合したときは、計4羽に見えました。屋上で営巣し、幼鳥の巣立ちが近い、そんなように見えます。

いつ頃からか、周辺でピリリリ、ピリリリという声が聞こえてきましたが、まさか冬鳥のチョウゲンボウが、すぐ近くの建物にいるとは思いもしませんでした。本日も屋上に2羽が止まっています。いつまで、いてくれるでしょうか。

チョウゲンボウの写真その1

チョウゲンボウの写真その2

N・H

観察日時:2024年6月26日

2024年6月26日 | コメント(0)