児島の河口の干潟を調査しました。ポイントの山から、直接海へ下る河口がある場所は海と川の生き物と、それを餌とする生き物とのせめぎあいの場所となります。魚ばかりでなく鳥までもやってきます。まずは、2メートル程の干満差をご覧ください。干潮になれば、やっと調査に入れます。まずは、シオマネキがほほえましい(本人は必死)。他に、当日に魚ではギンポ、シマハゼ、ヒメハゼ、ビリンゴ、マハゼ、タケノコメバルとアカエイ、カレイの幼魚が見られました。鳥類ではスズメ、イソヒヨドリ、サギ類、カラスなどです。
このような宝庫は私たちの生活の場のすぐそばにあります。この自然を洪水対策と称して、三面コンクリートにしている小さな河口を児島半島では多く見られます。こんなとこにも工事前に環境調査が必要に思えてなりません。
他には玉島以西、牛窓以東ではどうですか。今から他の市町村と連携が必要に思えてなりませんね。
U・K
観察日時:2022年6月26日
2022年6月26日
|