イソヒヨドリの高らかなさえずりが、水島海上保安庁の岸壁に響き渡るのをよく聞きます。
近くに止まったオスが、フナムシのような虫をくわえていたので撮影しました。しっかりと虫を弱らせてから飲み込みました。喉が膨らむほどの大物でした。
翌日、また姿を見つけて撮影しました。岸壁からフッと消えて海面スレスレを飛んだかと思うと、船の甲板を歩いたり、気付くと近くのボラードに止まっていたり、忍者のような鳥です。
ちなみに、私が勤務していた工業地帯のプラント内でよく営巣していました。「クックッ」という地鳴きを聞いた従業員から、設備の異常音ではないか?と心配する声が出るので、イソヒヨドリという鳥だと説明をしていました。鉄骨の梁の隙間に巣を作り、パイプラックの間を出入りして、従業員の現場巡視をすり抜けながら、プラント内のあちこちに出没していました。
たくましい鳥だと感じていました。
N・H
観察日時:2024年3月25日~26日
2024年3月26日
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場所は、王子ケ岳の海からの直登ルートで「修験道」と呼ばれている。険しい急登の中腹に満開に咲く、コバノミツバツツジと深山ツツジまで咲いていた。
今年は早いのか?と思いつつもツツジの花道の遊歩道へ行くと、まだまだ硬いつぼみなので急登ルートは南向きで気温が上がるからと思われる。この日は快晴で、青い空と瀬戸の海の中に赤紫色が鮮やかでした。
U・K
観察日時:2024年3月22日
2024年3月22日
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ワカメに続いて春の海の幸、カメノテを紹介します。
干潮時に防波堤の敷石の隙間に手の爪のような形の貝のようなものがびっしり、これがカメノテです。
名前のカメノテは亀の手に似ているからです。貝に似ていますが、カニ、エビの仲間で味も似て、まずまず美味!
しかし、足場の悪いところで岩の隙間にナイフを入れて、根元を切り引っ張り出すのが一苦労です。カメノテが採れたなら、今頃の山菜のフキノトウとノビルを採り、天ぷらにしてカメノテは酒蒸しが美味です。
では、お酒を用意していただきましょう。
U・K
観察日時:2024年3月15日
2024年3月15日
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海の幸に山の幸に恵まれた児島!今年のワカメも暖冬にもかかわらず順調に生育しています。
魚の方では水温の上昇?で釣れる魚種が変わったり、時期がずれたりと目に見える変化がみられますが、海の草ワカメは裏切りませんでした。美味しくいただきます!
※ワカメは漁業権が設定されている地域がありますので、ご注意ください。
U・K
観察日時:2024年3月12日
2024年3月12日
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最近はドブネズミを観ることがありません。次の日も同じ場所にいましたので、この場所に生息しているのでしょう。近くに田んぼの排水溝があり、その穴を出入りしていました。
M・Y
観察日時:2024年1月7日
2024年3月11日
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自然保護監視員に委託をされる前の古い写真になります。
古城池トンネルの倉敷方面に向かって水島側のトンネル配電盤付近に、サワガニが1匹いました。このサワガニ以外は観察出来ませんでした。近くには古城池トンネルの湧き水の排水側溝がありますが、これ以外の水辺はありません。こんな場所にサワガニがいたのに驚きました。
M・Y
観察日時:2022年5月14日
2024年3月11日
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水島海上保安庁前、西側岸壁の海底で、岸壁際の砂泥底に立つウミサボテンを撮影しました。
冬の間、水島港内を撮影した際に数カ所でウミサボテンが映り、場所を把握していました。
3月8日の正午、1つのポイントで、砂泥に立つ2体のウミサボテンが映りました。日差しにより海底まで明るい状況でしたが、水中に出て活動していました。ウミサボテンの長さは、カメラとの高さ関係から30cm前後で、潮の流れにポリプが揺られていました。工業地帯の印象が強い水島港ですが、面白い生き物が生息しているものです。
<参考>
- 昼間は5cm位に縮んで砂泥に潜り、夜間のある時間帯だけ、水中に棒状に伸びてポリプを広げ、浮遊する有機物を捕食する。刺激を受けると緑色に発光する、とされています。
- 情報不足ながら、生息の適地が明らかに減少し、生存の危機にある、とのことです。
N・H
観察日時:2024年3月8日
3月6日の高梁川と小田川の合流地点の様子です。工事は完了みたいです。
雨の後、川の水量が少し増えていました。高梁川と小田川との間に堰(せき)があり、その段差に高梁川の水が低い方の小田川に流れ落ちていました。高梁川の水量の違いをみた思いです。
O・K
観察日時:2024年3月6日
ヒレンジャクの大群がやってきた!
2月の月末から3月の初めにかけて、当初は30羽ぐらいから次第に群れが合流して約100羽ぐらいか?狙いは好物のネズミモチの実に集まってます。幸いにも大きな木が3本もあり、まずは近くの電線に止まり、まるで仲間が来るのを待っているように行儀よく並んでいます。小さな群れが揃うとネズミモチの木に群がります。それを見ていたツグミもヒヨドリも入ってきます。
ある時間に食べると一斉に飛び立ち、空を覆い異様な風景に変わります。そして、また電線へ戻ります。ヒレンジャクの容姿の美しさと群れの大きさに感動を覚えながら、我が家のベランダから飽きることなく夫婦で双眼鏡を覗いてます。
この冬は冬鳥の少ない中、大きなプレゼントを頂いた気分でした。
U・K
観察日時:2024年3月2日