「酸性雨」とは、窒素酸化物や硫黄酸化物などの酸性物質が雨や雪などに溶け込み、通常より強い酸性を示す現象のことをいいます。(大気中の二酸化炭素が水に十分溶け込んだ場合のpHが5.6であることから、pHが5.6を下回ることが酸性雨の一つの目安となります。)
酸性雨は河川や湖沼、土壌を酸性化して生態系に悪影響を与えるほか、コンクリートを溶かしたり、金属に錆を発生させたりして建造物に影響を与えます。
なお、雨などに溶け込んで地表に降ってきたものを「湿性降下物」、雨以外の乾いた粒子等の形で降ってきたものを
「乾性降下物」と呼びます。
出典:気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/acid/info_acid.html)
pHの年平均値の経年変化
年度 |
H24年 |
H25年 |
H26年 |
H27年 |
H28年 |
H29年 |
H30年 |
R元年 |
R2年 |
R3年 |
R4年 |
R5年 |
pH |
5.16 |
5.06 |
5.05 |
5.08 |
5.28 |
5.06 |
欠測 |
4.74 |
5.13 |
5.19 |
5.33 |
5.22 |
調査地点:環境監視センター(倉敷市水島東千鳥町1-50)