工場・事業場排水対策
工場・事業場排水対策
本市の臨海部には、大規模発生源である石油精製、化学、鉄鋼、自動車製造、電力などからなる水島臨海工業地域があります。児島地区には中小の染色工場群があり、市内各所には、その他中小の事業場やし尿浄化槽を有する住宅団地が点在しています。
これらの水質汚濁防止法に基づく特定事業場は市内に約1,000事業場あり、排水量や業種に応じて、排水基準が適用されています。また、水島臨海工業地域の大規模工場とは公害防止協定を締結し公害の防止を図っており、施設の新・増設については事前協議を実施しています。排水基準適用事業場については、排水実態の把握に努めるとともに、排水管理についても指導し、排水基準及び総量規制基準の遵守の徹底を図っています。
汚水を排出する工場・事業場の届出について
特定施設を設置または変更する場合、あらかじめ瀬戸内海環境保全特別措置法に基づく許可申請あるいは、水質汚濁防止法による倉敷市への届出が必要です。詳しくは環境政策課水質係までお問い合わせください。
特定施設:自動式洗車機・一定規模以上の飲食店・201人槽以上の浄化槽等約600業種に係る汚水を排出する施設などが該当します。
ゴルフ場周辺の農薬調査
倉敷市は、ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止を図るため、環境省の定めた「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止及び水産動植物被害の防止に係る指導指針」に基づき、ゴルフ場の調整池及び下流の水路の水質調査を実施しています。
今後も、ゴルフ場で使用される農薬による周辺環境への汚染を防止するために、安全性評価がなされた登録農薬の適正使用や使用量の削減について、指導行っていきます。
調査結果
■ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止及び水産動植物被害の防止に係る指導指針値
■ゴルフ場別農薬水質調査結果