倉敷市立自然史博物館のなりたち,活動などについてご紹介しています。
年度毎の活動については[
倉敷市立自然史博物館の業績]ページをご覧ください。
目的及び設置
自然史に関する科学について,資料を収集し,保管し,展示するとともに,その調査研究及び普及指導を行い,市民の教養文化の向上に寄与することを目的として本市に自然史博物館を設置する。(倉敷市,倉敷市立自然史博物館条例より抜粋)
倉敷市立自然史博物館の運営方針(平成30年12月7日 策定)
1 理念(コンセプト)
倉敷市立自然史博物館は,郷土倉敷とそれにつながる地域の自然と人との関わりについて,市民の関心や理解を深め,学習を支援することにより,市民の教養と地域文化の向上に寄与します。
2 使命(ミッション)―理念実現に向けて―
倉敷市立自然史博物館(以下「博物館」という。)は,理念の実現に向けて,次に掲げる使命を持って,資料の収集・保管,調査研究,展示及び教育普及活動を推進します。
- 集めて未来につなげる
博物館は,倉敷市とそれにつながる地域の自然の情報拠点として,人類共通の財産である標本・文献等の資料を積極的に収集・保管し,次世代に引き継ぐことで,過去から現在そして未来への懸け橋となります。
- 教養文化の向上をめざす
博物館は,自然に関する調査研究を行い,その成果を展示や教育普及活動により発信し,学習機会を提供することで,人々の自然への興味・関心や学習意欲を高め,教養文化の向上に寄与します。
- 人づくりを担う
博物館は,その活動・事業を通じて様々な世代の人々の多様な学習やボランティア活動を支援し,自然と人が共生し未来につなぐ持続可能な社会の実現に貢献する人材を育てます。
- 連携して共に成長する
博物館は,学校,地域や博物館友の会等の多様な主体と連携・協力して,専門的力量とともに総合的な力を高め,活動の充実・発展を図ります。
- より魅力的な博物館をめざす
博物館は,人的・物的・財政的な基盤を確保し,適切に管理・運営します。さらに,事業の評価・改善や広報活動を通じて,利用者サービスや社会的価値の向上に努め,より魅力的な博物館をめざします。
所属及び管轄
倉敷市教育委員会生涯学習部
沿革~しぜんしはくぶつかんのれきし~
昭和52年9月6日~ |
新倉敷市庁舎の建設に伴い,倉敷市庁舎跡地利用について |
昭和57年3月1日 |
市民各層,各団体から多岐にわたる要望が提出される。 |
昭和53年8月18日 |
倉敷市庁舎等跡地利用協議会(13名)設置 |
昭和55年3月13日 |
倉敷市庁舎等跡地利用協議会より,倉敷市庁舎等は,「新しい文化施設を創設する気構えで,積極的に取り組む必要がある。」との答申が出される。 |
5月31日 |
新倉敷市庁舎竣工 |
昭和56年2月3日 |
倉敷市議会旧倉敷市庁舎跡地利用並びに周辺開発特別委員会(13名)設置 |
昭和57年3月2日 |
旧水道局庁舎を自然史博物館として改造することが旧倉敷市庁舎跡地利用並びに周辺開発特別委員会で確定 |
昭和57年4月12日 |
改造計画を株式会社浦辺建築事務所と契約 |
10月1日 |
自然史博物館基本構想の策定を学識経験者(4名) に委託 |
10月19日 |
自然史博物館基本構想確定 |
11月27日 |
展示構想確定 |
12月9日 |
改造工事を契約 |
12月10日 |
展示設計競技を実施 |
12月17日 |
改造工事を契約 |
昭和58年1月8日 |
改造工事監理を株式会社浦辺建築事務所に委託 |
1月8日 |
展示設計業者選定審議会実施 |
3月15日 |
展示製作を株式会社日展と契約 |
4月1日 |
自然史博物館担当職員4名を発令 |
8月31日 |
改造工事完成 |
10月1日 |
自然史博物館館長浅沼昌平外4名の職員発令 |
10月15日 |
展示製作完成 |
10月31日 |
改造追加工事完成 |
11月3日 |
落成記念開館式開催・開館 |
11月3日 |
倉敷市立自然史博物館条例・規則施行 |
平成5年7月1日 |
建物1階の1部を経済局から教育委員会に所管換え |
11月12日 |
開館10周年記念改造工事着工 |
12月10日 |
開館10周年記念増設展示製作着工 |
平成6年2月28日 |
同改造工事完成 |
3月15日 |
同増設展示製作完成 |
3月27日 |
開館10周年記念改装開館式開催・開館 |
博物館活動~どんなことをしているの?どんなことができるの?~
博物館の活動は大きく次の4つで構成されています。
展示
常設展…[展示室]ページでは構成や展示を紹介しています
特別展…[特別展]ページでは過去の特別展についても紹介しています
特別陳列・企画展…[期間限定展示]ページでは現在または近日中に期間限定で展示・開催中のものなどを告知しています
調査研究
調査…自治体等の依頼で調査を行うこともあります
倉敷市立自然史博物館研究報告等の発行…内容やご購入については[出版物]ページに掲載しています
学芸員研究紹介…実施日などについては[催し物]ページのイベントカレンダーなどをご覧ください
資料収集・保管
収集…種類や点数などについては[収蔵資料]ページに掲載しています
お宝探検ツアー…保管場所である収蔵庫の探検ツアーについては分野毎におこなっていますので,詳しくは[催し物]ページをご覧ください
倉敷市立自然史博物館の資料収集方針(平成30年12月7日 策定)
倉敷市立自然史博物館は,その使命(ミッション)に基づき,資料を収集・保管するものとし,収集対象資料は次のとおりとする。
(※上記の使命(ミッション)はページ上部の運営方針2を指す。文字クリックで自動上スクロールします。)
収集対象は,自然史関連の実物標本,レプリカ,文献,画像,映像等とし,次のいずれかに該当するものとする。
1 地勢的・気候的又は生物地理学的に倉敷市及びそれに関連する地域に関する資料
〔説明〕
地質・地形及び生物相に関するもので,過去から現在,未来へと変遷の検証が可能なものの収集に努める。また,収集地域には学術的見地から,当市と地勢的・気候的に関連した近隣地域(高梁川流域・山陽・瀬戸内など)又は生物地理学的に関連のある地域を含めるものとする。
2 展示を中心とした教育普及又は研究に活用できる資料
〔説明〕
地球の歴史と生命の進化及び生物多様性といった学校教育や社会で重視されている分野の研究・教育普及に活用できる資料の収集に努める。
※資料の寄贈については電話でお問い合わせください。
教育・普及
- 自然観察会・室内講座などの企画・開催…詳しくは[催し物]ページをご覧ください
- 出前講座…詳しくは[学習支援活動]ページをご覧ください
- 職場体験の受入れ…詳しくは[学習支援活動]ページをご覧ください
- 博物館実習の受入れ…現在の受入条件等,詳しくは[博物館実習]ページをご覧ください
- 団体観覧へのガイダンス…ご予約などについては[学校園からの見学],施設利用などについては[ご利用案内]をご覧ください
- ボランティアの受入れ…種類など,詳しくは[ボランティア募集]ページをご覧ください
- むしむし探検隊…小学5年~高校3年生まで,募集時期等,詳しくは[むしむし探検隊]ページをご覧ください
- 倉敷市立自然史博物館友の会…友の会を有する博物館で,友の会独自の活動も多く,ボランティアグループもあり,活発に活動しています
その他