倉敷市市民後見人の養成について
倉敷市市民後見人について
倉敷市では、認知症や知的障がい、精神障がいなどで判断能力が十分でない人を、身近な地域で支援する市民後見人の養成をしています。令和6年4月現在、24名の方が、市民後見人候補者として登録し、倉敷市社会福祉協議会の法人後見支援員として活動し、地域での成年後見制度の普及啓発等に努めています。
市民後見人とは、親族以外の市民による後見人のことです。判断能力が不十分な方に寄り添い、日常生活上の契約や金銭管理などを代理で行い、その人らしく暮らせるように生活を守ります。
市民後見人は、特定の資格ではなく、岡山県と倉敷市が実施する市民後見人の養成講座を受講し、市民後見人候補者バンクに登録後、倉敷市で開催する受任調整会議で推薦され、家庭裁判所からの選任を受ければ、市民後見人として活動します。
倉敷市は、市民後見人が適切な後見業務が行われるよう、市民後見人の活動を支援します。
倉敷市市民後見人になるまでの流れ
1 市民後見人説明会
7〜8月の間で1回
2 受講前面接
8月後半に実施
3 岡山県市民後見人養成講座(岡山県が実施する基礎講座)
全7回程度 10〜12月
4 倉敷市市民後見人養成事業フォローアップ研修(倉敷市が実施する応用講座)
全5回程度 1〜3月
5 登録前面接
3月
6 倉敷市市民後見人候補者登録
4月〜
7 登録後は、倉敷市社会福祉協議会の後見支援員として活動しながら、倉敷市が実施する市民後見人実務研修に参加
8 倉敷市で開催する受任調整会議で推薦(推薦されるための要件等があります。)され、家庭裁判所からの選任を受けて、市民後見人として活動
倉敷市市民後見人の養成に関する要綱
1 倉敷市市民後見人養成講座実施要綱(令和2年12月28日告示第793号)
2 倉敷市市民後見人の候補者の登録等に関する要綱(令和3年3月5日告示第110号)