林 鶴山「欅拭漆八角喰籠《鷹ヶ峰》」
1988(昭和63)年
24.0×24.0×13.0cm/欅材
作品解説
木工芸の制作技法の中でも林鶴山が得意としたのは、欅や桑、花櫚などの材を刳って喰籠、香盆、盛器などをつくる刳物です。本作は第35回日本伝統工芸展の出品作で、上質の欅を用い、仕上げに20回以上も漆を塗って拭きとることによって光沢を出す拭漆の技法を駆使した鶴山の真骨頂を示す作品のひとつです。
このページに関するお問い合わせ
倉敷市教育委員会 生涯学習部 美術館
〒710-0046 岡山県倉敷市中央2丁目6番1号
電話番号:086-425-6034 ファクス番号:086-425-6036
倉敷市教育委員会 生涯学習部 美術館へのお問い合わせ