岡本 豊彦「連島真景図」
1794(寛政6)年
29.0×236.4cm/絹本墨画淡彩
作品解説
本作は、岡本豊彦が21歳頃の作品です。円山四条派の代表的な作家の一人に数えられる豊彦ですが、この作品には綾山らについて勉強した南画の雰囲気が色濃く残っています。玉島側の河口付近から連島を望んだ実景と推測され、左端に見える高梁川は前方に広がる瀬戸内海に注がれています。また、画面中央付近には箆取神社と思われる建物も描かれています。
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