ハヤブサが街に来てコウモリを捕らえていた。
この日は夕方のウォーキングを終えて自宅近くに帰ってきた時に、鷹らしき鳥が近くの高い携帯会社のアンテナへとまった。急いで自宅に戻り双眼鏡を片手に2階のベランダへ出てみると、まだ居る。50mほどの距離、はっきりとハヤブサの特徴が見えた時は感動した。暫くは周りを見渡したが急に飛び出し、ア~これでさよならかと思いきや、一回り飛んで戻ってきたと思ったら、何かを足で押さえ、むしりとりながら食べ始め最後は黒い塊を飲み込んだ。また周りをキョロキョロと見て飛び出した。それを5回ほど繰り返した。そのころ周りにはコウモリが多く飛んでいた、そして日没になり、その中を飛び出していき、闇に消えた。飛び去って思ったことは、ハヤブサは夕闇にコウモリが飛び出すのを知って、ここで待っていたのだ。しかし、あの不規則は飛び方をするコウモリを意図も簡単に捕らえるとは、そして町の中にまで狩場を見つけるとは、改めてハヤブサの賢さに感服しました。
U・K
2015年11月16日
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