台風11号が倉敷市に上陸して暴風雨が吹き荒れた7月17日の翌朝、倉敷川の河岸を自転車で巡ってみました。
ある程度水が引いた川の土手の斜面には、ビニール袋、カン、ペットボトルなどの大量のごみが取り残されていました。
ヨシ原に近づくと突然カワセミが飛び立ち、一直線に逃げていきました。つがいと思われる2羽のオオヨシキリも飛び去りますが、春にあれほど賑やかだった鳴き声はほとんど聞こえません。たくさんのカップルができて子育てに忙しいのでしょうか。
カルガモの親子6羽が連れ添って泳いで来ました。暴風雨と川の増水の中、うまく難を逃れたことに拍手です。対岸に生えている木にはアオサギが何羽もとまり、濁った川の流れを見つめています。
土手の外側に広がる水田でもアオサギ、コサギ、チュウサギが稲の間に首を出し、ムクドリ、カワラヒワなどが群れています。田の畦にイタチの仲間が顔をのぞかせ、上空にはトビが舞っていました。
上流から流れ土手に残されたゴミ
木の枝から水中の魚を狙うアオサギ
F・A
2015年7月22日
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