愛鳥週間が始まる前日の5月9日、倉敷野鳥の会の会員18名が種松山探鳥コースでバードウォッチングを始めようと山頂に着いたところ、眼の前に写真のような光景が広がりました。
前夜にバーベキューパーティーが開かれたらしく、並べられたコンクリートブロックの中には炭の燃え残りがあり、紙皿や割り箸はもとより焼網や麦わら帽子、布のバッグ、氏名の書かれたタオル、紙おむつまで散乱しています。まだこれから戻ってきて宴会が再開されるのではと思わせるような状況を目にした一同は、憤りを感じる前に唖然としていました。
探鳥会ではウグイス、カワラヒワ、コゲラなどの姿が見え、キジ、キビタキの声が聞こえるなど18種を確認することができました。飛びながら鳴いている渡り途中のホトトギスを見た人もいます。
倉敷野鳥の会は、野鳥が増えることを願って巣箱を製作しており、この日は山頂周辺の木に5個を取り付けました。
種松山山頂公園に散乱するバーベキュー用品など
巣箱を掛ける様子を見守る野鳥の会の会員
F・A
2015年5月19日
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