自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

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・ 2024年4月16日

亀島山のチョウゲンボウ

2024年4月16日

亀島山は遊歩道が整備されていて気持よくウォーキングできます。

気温が上がって桜吹雪の4月半ば。山頂から水島の街と工業地帯を眺めていると、ヒラヒラと軽快に羽ばたく猛禽(もうきん)のチョウゲンボウが目に入りました。ピタリと静止してホバリングしたかと思うと、獲物を見つけてひるがえって急降下。周辺での約10分間の狩りは成功せず、高度を上げると風に乗って大平山方面へ滑空して行きました。

2羽いたチョウゲンボウのうち、撮影に成功した1羽は画像をみるとメスでした。ここではチョウゲンボウをよく見ます。

亀嶋山のチョウゲンボウの写真

亀嶋山のチョウゲンボウがホバリングする写真

亀島山のチョウゲンボウがひるがえる写真

亀嶋山のチョウゲンボウが急降下する写真

N・H

観察日時:2024年4月16日

2024年4月16日 | コメント(0)


・ 2024年4月12日

国立公園「通仙園」

2024年4月12日

桜が終わればツツジの花見ですが、今年は桜の開花が遅れたため、同時に開花をしていますね。皆様のところではどうですか?

さて、ここは児島のツツジの名所「通仙園」です。

ここの一番の特徴は、コバノミツバツツジと瀬戸の多島美が一枚の絵のように見せてもらえるところにあります。入れ替わり見学者が後を絶ちません。皆様も、是非、来年には訪ねてみてはいかがですか。

それから、ここの清掃は十分に行われていて、地元からも大切に守られている事がわかりますし、さらに他の公園や何とかの森の見本となるような、コンパクトな清潔なトイレを設置していることです。

やれば出来るじゃないか倉敷市、でした。

コバノミツバツツジと多島美の写真その1

コバノミツバツツジと多島美の写真その2

U・K

観察日時:2024年4月12日 

2024年4月12日 | コメント(0)


・ 2024年4月7日

ふれあいの森の春

2024年4月7日

今年の桜の開花時期が遅れた分、ミツバツツジ、タラの芽、ワラビ、山桜が一斉に身ごろ食べごろをむかえたようです。場所はふれあいの森を中心とした由加山周辺です。毎回指摘している、誰も見てくれないふれあいの森は、休日なのに今年も私達夫婦のみが花見客です。

ソメイヨシノと山桜が織りなす花の道、脇道のふるさとの森へ入るとコバノミツバツツジのトンネルもあり、赤紫の美しい花見でした。そこから数百メートル離れた場所の、尾原のオオヤマザクラもしっかりと満開の花をつけていました(三枚目の写真)その周辺にはタラの芽、ワラビが食べごろをむかえていました。

ソメイヨシノと山桜が織りなす花の道の写真

コバノミツバツツジのトンネルの写真

巨木認定の尾原オオヤマザクラの写真

タラの芽やワラビの写真

U・K

観察日時:2024年4月7日

2024年4月7日 | コメント(0)


・ 2024年4月2日

ミシシッピアカミミガメの観察

2024年4月2日

4月1日から2日、茶屋町でミシシッピアカミミガメを観察しました。

気温、水温の上昇と共に冬眠していたミシシッピアカミミガメを河川や用水路で見かけるようになりました。倉敷川と六間川の合流点では数十匹のミシシッピアカミミガメが泳ぐ姿や甲羅干しを観察しました。また、茶屋町地区の用水路でも体長10cmから20cmぐらいのミシシッピアカミミガメがいたるところにいます。カワウと共に川魚を餌にしており、生態系への影響が大きいと思われます。

用水路から現れるミシシッピアカミミガメの写真

倉敷川と六間川の合流点の写真

茶屋町地区の用水路から現れるミシシッピアカミミガメの写真

S・K

観察日時:2024年4月1日〜2日

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