水島海上保安庁前、西側岸壁の海底で、岸壁際の砂泥底に立つウミサボテンを撮影しました。
冬の間、水島港内を撮影した際に数カ所でウミサボテンが映り、場所を把握していました。
3月8日の正午、1つのポイントで、砂泥に立つ2体のウミサボテンが映りました。日差しにより海底まで明るい状況でしたが、水中に出て活動していました。ウミサボテンの長さは、カメラとの高さ関係から30cm前後で、潮の流れにポリプが揺られていました。工業地帯の印象が強い水島港ですが、面白い生き物が生息しているものです。
<参考>
- 昼間は5cm位に縮んで砂泥に潜り、夜間のある時間帯だけ、水中に棒状に伸びてポリプを広げ、浮遊する有機物を捕食する。刺激を受けると緑色に発光する、とされています。
- 情報不足ながら、生息の適地が明らかに減少し、生存の危機にある、とのことです。
N・H
観察日時:2024年3月8日