こうはちまんぐうまつりばやし
鴻八幡宮祭りばやし
(しゃぎり)
種別: |
県指定・無形民俗文化財 |
所在地: |
倉敷市児島下の町 |
所有・管理者: |
鴻八幡宮祭ばやし(しゃぎり)保存会 |
指定年月日: |
平成9年3月25日 |
鴻八幡宮に伝えられる祭りばやしで,秋の祭礼日に各町内から出される「だんじり」で演奏されます。地元では「しゃぎり」と呼ばれています。
保存対象になっている祭り囃子は「だんぎれ囃子」「信楽囃子」「祇園囃子」「おやじ」「神楽囃子」「下りは囃子」「おひゃりこ囃子」の7曲で,これらの曲は,「だんじり」の進行,停止等の動きにあわせて演じられています。また,楽器は篠笛・胴長太鼓・〆太鼓・鐘・鼓が用いられていて,なかでも篠笛は音色を統一するために,古笛にあわせて一本ごとに手造りされています。
笛は大人が吹いて,胴長太鼓,〆太鼓・鐘・鼓を子どもたちが受け持つ形で演奏され,祭りが近づくと曲の練習が始められます。こうして後継者の育成を図りながら,次の世代への継承に努めています。
【現地周辺の地図】
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