倉敷市公共事業景観ガイドライン

倉敷市公共事業景観ガイドライン

趣旨と目的

 公共事業は、市民の生活の営みや産業・経済活動を支えるとともに、民間事業に先立ち、本市の景観政策をリードする役割を担っています。また、景観に配慮した公共事業により形成される良質な公共空間は、地域の価値を向上させ、地域住民に精神的な豊かさをもたらすとともに、後世における資産となる可能性を持っています。
 そのため、これまで先人たちの努力により培われてきた景観資源を活かし、継承するとともに、公共事業による新たな整備・改修・修繕等を行う際には、その取り組みが本市の将来にわたっての景観形成に与える影響を十分に意識しながら、事業を推進していくことが望まれます。
 本ガイドラインは、公共事業を行う際の方針やデザイン・色彩検討のポイントをまとめたものであり、今後の設計・施工各段階において、立ち戻るべき基本的な規範を示しています。この規範を常に参照しながらも、画一的運用にならないよう、それぞれの現場に応じた発注者、設計者の創意工夫を発揮し、本市担当部署や公的機関、国、岡山県等、市内で公共事業に携わる関係者等が一丸となって、本市の良好な景観形成に取り組んでいきます。 

倉敷市公共事業景観ガイドラインの位置づけ

対象施設

 倉敷市内で行われる以下の公共事業を対象としています。下記以外の施設等については、該当または類似する施設の記述を参考に、良好な景観形成を促進します。また、市内で行われる国や岡山県による公共事業についても対象とし、理解と協力を求めます。
 基本(概略)設計・実施(詳細)設計において、チェックシートを作成し、景観担当部署とのデザイン相談もしくはセルフチェックを行います。
 チェックシートについては景観に関する届出等様式をご覧ください。

【公共建築物】

公共建築物

【公園・緑地】

公園・緑地

【道路】

道路

【橋梁】

橋梁

【河川】

河川

【海岸・港湾】

海岸・港湾