梅毒の感染者が急増しています
- 倉敷市においても、2017年以降急増しています。
- 男性は20〜40代、女性は20代の報告が多い傾向です。
梅毒とは?
- 梅毒トレポネーマという細菌により引き起こされる感染症です。
- 主に性交渉によって、口や性器などの粘膜や皮膚などから感染します。
感染している人とのキスやオーラルセックス(口腔性交)や、アナルセックス(肛門性交)などでも感染します。
- 梅毒は症状が出ない時期もあり、無症状でも治療をしないままだと感染力があります。
- 治療をしても、感染の機会があれば何度も感染するため、予防が大切です。
- 梅毒に感染すると、HIVなどの他の性感染症にもかかりやすくなります。
どんな症状がでるの?
- 感染後約3週間で、感染した場所(陰部や口唇等)に、しこりやできものができます。
- 症状は消え、数か月後には血液をとおして全身に梅毒が拡がります。手のひらや足の裏等に発疹ができます。
- 治療をしないまま放置していると、数年〜数十年の間に心臓や血管、脳などの臓器に病変が生じます。
※治療をしなくても症状は軽快することがありますが、治ったわけではありません。
心配な症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。(泌尿器科、皮膚科、婦人科等)
妊娠中の梅毒感染は特に危険です
- 妊娠中の女性が梅毒に感染すると、胎盤を通じて胎児にも感染します。(先天梅毒)
- 早産・死産になったり、生まれてくる子の神経や骨などに異常をきたすことがあります。
- 生まれた時に症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります。
- 妊娠中の梅毒感染を防ぎましょう。
予防方法は?
- 性行為の時にはコンドームを正しく使いましょう。
正しいコンドームの使い方の詳細(PDF)
- 気になる症状がある時には、性行為を控え、早めに受診をしましょう。
- 感染がわかった場合は、パートナーにも検査を受けてもらいましょう。
- 無症状で、感染が心配な場合には、保健所等で血液検査を受けられます。
倉敷市保健所で検査を受けるには?
検査の詳細
予約は、086-434-9810(エイズホットライン)へ
梅毒について詳しく知ろう