麻しん(はしか)

麻しん(はしか)

麻しん(はしか)について

 令和6年2月26日現在、海外において麻しんの流行が報告されています。特にヨーロッパ地域での報告数は前年度の30倍以上に急増し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています。また、日本人が多く訪れる東南アジア地域は、世界的に麻しんの報告数が多い地域の一つです。
 国内では、海外からの輸入症例から感染が拡がった事例報告もあり、今後海外との行き来が活発化する中で輸入症例や国内での感染事例が増加することが懸念されています。

症状

感染してから約10日後に、発熱・咳・鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後,さらに39℃以上の高熱と発疹が出現します。

感染経路

空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへうつり、感染力は非常に強いです。
免疫を持ってない人が感染すると、100%発症します。一度感染して発症すると、一生免疫が持続すると言われています。

予防方法

予防接種が最も有効な予防法です。


 

予防接種の詳細(倉敷市)

疑う症状がみられた場合

発熱、発疹などの麻しんのような症状がある場合は、まずは医療機関へ電話で伝え、受診の相談をしましょう。
医療機関へ出向く際は、マスクを着用し、公共交通機関の利用を出来る限り避けてください。

麻しんの詳細

海外へ渡航される皆様へ

海外に行く前に

麻しんにかかったことが明らかではない場合、渡航前に予防接種歴を確認してしてください。
2回接種していない場合は予防接種を検討してください。


帰国した後に

帰国後、2週間程度は健康状態に注意してください。
帰国後、2週間以内に、麻しんが疑われる症状が見られた場合は、医療機関に「渡航歴があること」「麻しんの可能性がある」事を事前に電話で伝え、指示に従い、受診してください受診の際には、公共交通機関の利用は控えていただき、出来る限り他の人との接触を避けてください。

麻しんの詳細

医療機関の皆さまへ

麻しんは感染症に基づき、全数の届出をすることが義務付けられています。麻しんと診断(疑いを含む)した医師は、直ちに保健所へ発生届を提出してください。発生届を受理後、発生状況の確認や2次感染予防の対応を行うため、医療機関および患者さんにご連絡させていただきます。
また、併せて検体の提出をお願い致します。詳細につきましては、下記にあります「麻しん発生に伴う対応について」をご参照ください。

麻しん発生に伴う対応について

届出基準、診断から届出までの流れ、届出の様式等

倉敷市保健所保健課 感染症係
〒710-0834  倉敷市笹沖170番地 【TEL】 086-434-9810  【FAX】 086-434-9805  【E-Mail】 hltinf@city.kurashiki.okayama.jp

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