水島給水区は、昭和16年、三菱重工(株)水島航空機製作所立地に伴い、同社が工場及び附属施設社宅等の専用給水施設を同17年に設置し、給水を開始した。これを同26年、後述の岡山県南部上水道配水組合が買収し、同組合により水道用水を供給した。
一方、連島給水区は、昭和25年、福田町、連島町、児島市、琴浦町、玉野市が西阿知町字竜王の高梁川河川敷に水源を求め、岡山県南部上水道配水組合を設立し、同28年10月から水道用水の供給を開始した。
また、同42年10月倉敷市の自己水源の片島浄水場が一部完成、更に同45年8月福井浄水場が完成し、水島・連島地区へ給水を開始したのを機に、同45年10月事業を統合し、水島・連島給水区となる。