教職員は、人権尊重の精神が幼児児童生徒に正しく身に付く教育活動が行えるよう、自己研鑽を積むことが大切です。また、幼児児童生徒一人ひとりの大切さを強く自覚し、一個の人格として接するという教職員の姿勢そのものが、人権教育の基盤となります。
そのため、教職員は、幼児児童生徒の人権尊重の精神を涵養するように常に意識して行動し、幼児児童生徒との相互の信頼関係の上に、愛情に満ちた人間関係を築くことが大切です。
教職員の研修に当たっては、人権尊重の理念を、単に理解するだけに止まらず、そのことが態度や行動に現れるようにする研修を、教職員自身が体験することが重要です。また、研修を受けることにより、教職員の人権教育の指導に対する意欲や、主体性が高まる内容であることが求められます。
(「第4次岡山県人権教育推進プラン」より抜粋)