倉敷市消防団では、将来の消防団を担う人材育成のため、また、幹部として活躍が期待される消防団員を対象に様々な研修の実施、学校教育への派遣を行っています。
新入団員研修会
毎年、新入団員を対象とした「新入団員研修会」を実施しています。
研修内容は、「学科」「器具取扱訓練」「礼式訓練」「指令センター見学」等で、団員として基礎的な技術及び知識を習得することを目的としています。
学科の様子
器具取扱訓練の様子
分団長研修会
毎年8月頃、分団長以上約60名を対象に「分団長研修会」を実施しています。
研修内容は、毎年違いますが、「消防団員の惨事ストレス対策」「消防団員の安全管理セミナー」「東日本大震災に出動した体験」等、幹部団員として必要な知識の習得を目指しています。
普通救命講習
消防団員は、救急現場へ出動することはありません。しかし、災害現場活動時や日常生活において、いつ救急の処置が必要な場面に出くわすかもしれません。
そこで、倉敷市消防団では、分団等の単位で2年~3年に1回、「普通救命講習」を受講し、応急手当、心肺蘇生法について学んでいます。
岡山県消防学校教育課程への派遣
岡山県消防学校では、消防団員を対象とした研修が開催されています。
倉敷市消防団は、機関科、警防科といった専門のものから幹部団員を対象とした指揮幹部科などに派遣を行っています。
倉敷市女性消防団員情報交換会
倉敷市では、女性消防団員を平成20年4月から採用しており、女性消防団員は倉敷、児島、玉島、水島の4方面隊に分かれて活動を行っています。これら4方面隊の女性団員が年1回集まり、活動内容を紹介したり、それぞれが抱える課題について情報交換を行っています。
活動内容の紹介の様子
情報交換の様子