子どもを自転車に乗せるときにはご注意ください!!
☆自転車に乗る時にはヘルメットを着用しましょう
警察庁によると、自転車乗用中の交通事故で亡くなられた方は、その約6割が頭部に致命傷を負っています。また、自転車乗用中の交通事故においてヘルメットを着用していなかった方の致死率は、着用していた方に比べて約3倍高くなっています。
道路交通法では、幼児・児童の保護者の方は、子どもにヘルメットをかぶらせるよう努める義務があります(63条の11)。しかしながら、民間業者による2019年の調査によると、自転車に乗る子ども(同乗も含む)の約43%がヘルメットを着用していないことが分かりました。
子どものサイズにあったヘルメットを着用させるようにし、あごストラップの長さを調節してください。
保護者の方もヘルメットを着用して、交通ルール遵守のお手本を示しましょう。
【参考】警察庁ホームページ
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/toubuhogo.html
☆幼児を2人乗せるときには基準を満たした自転車に乗りましょう
自転車に幼児2人を乗せることは、「幼児2人同乗用自転車」(必要な強度や制動性能など、一定の要件を満たした特別な構造・装置を有する自転車)に、幼児用座席を装着した場合に限って許可されています。(※)
幼児を乗せて重くなるほどに、ハンドル操作がしづらくなり、ちょっとした段差やぐらつきで転倒する危険があります。ペダルのこぎ出しが重くなって車体がふらついたり、ブレーキの効きが悪くなったりします。必ず安全基準に適合した自転車を使うようにしてください。
子どもを自転車に乗せている場合、駐輪時の事故も多くなっています。自転車のスタンドがしっかり効いていることを確認しましょう。子どもを乗せた状態で自転車が転倒すると大事故になりかねません。子どもを乗せたままでその場を離れないようにしてください。
※一般社団法人自転車協会による安全基準を満たした幼児2人同乗基準適合車には、適合車マークがあります。詳しくは各販売店にお尋ねください。