▼倉敷市立自然史博物館 江田学芸員からのコメント
2024年10月、環境省と日本自然保護協会はスズメの個体数が絶滅危惧種の基準に相当するペースで急速に減少していることが調査によって分かったと発表しました。
身近な野鳥と思っているスズメでさえ、絶滅してしまう可能性があるということです。
今回の調査ではスズメをはじめ、ツバメやカワセミは高梁川流域で健在でした。一方、イソヒヨドリは徐々に生息域を拡大しているようです。
身近な生き物に興味関心をもっていただくことが大切で、環境保全の一歩になると思います。