デジタル庁が実施する「ガバメントクラウド先行事業(市町村の基幹業務システム)」に、倉敷市が参加する「せとうち3市(倉敷市・高松市・松山市)自治体クラウド推進協議会」が採択されました。
■ ガバメントクラウド先行事業とは
国は、自治体の利用する20の業務システムについて、令和7年度末までに、ガバメントクラウドへ移行することとしています。
この先行事業は、ガバメントクラウドへの移行や運用に際しての課題の検証を行い、ガバメントクラウドが自治体にとって安心して利用できるものかどうか、確認するものです。
■ ガバメントクラウドとは
ガバメントクラウドとは、政府共通のクラウドサービスの利⽤環境のことです。国は、地⽅⾃治体の情報システムについても、ガバメントクラウドを活⽤できるよう、具体的な対応方法 や課題等について検討をすすめることとしています。
■ 倉敷市の取り組み
倉敷市では、高松市・松山市の2市と、令和2年10月に「せとうち3市(倉敷市・高松市・松山市)自治体クラウド推進協議会」を設立し、業務プロセス標準化・共通化によるカスタマイズの抑制や、システムの最適化について検討を進めてきました。
令和3年4月には、高松市・松山市と共同で住民記録システム等の調達を実施し、本市では、令和4年10月からベンダクラウドでの運用を開始し、令和5年1月にはガバメントクラウドへ移行しました。
ガバメントクラウド先行事業においては、規模の近い中核市3市の共同利用の観点から、移行方法や運用面における課題の検証などを実施します。
■ リンク先
ガバメントクラウド先行事業(市町村の基幹業務システム等)の採択結果を公表しました
ガバメントクラウド先行事業(市町村の基幹業務システム)の公募及びガバメントクラウド先行事業(地方自治体のセキュリティシステム)の公募について