自然保護監視員だより

自然保護監視員だより

 倉敷市自然環境保全条例の規定に基づいて自然保護監視員を委嘱し、自然環境の保全と回復に関する施策への協力や情報提供をいただいています。
 ここでは、自然保護監視員の皆様からお寄せいただいた市内の「身近な自然」に関する情報をblog形式でご紹介します。

・ 2024年5月8日

アツミゲシの観察

2024年5月8日

5月8日、茶屋町地区でアツミゲシを観察しました。

道路沿いで草刈りの作業中、住宅の横に薄紫色のけしが数本咲いていました。すでに種の部分が大きくなっているものがありました。

先日、テレビのニュースで見た「アツミゲシ」に似ており、携帯を使って確認後、茶屋町支所に連絡し、現場の確認と抜き取りを依頼しました。春に花が咲くので見つけ次第、関係機関への連絡をした方が良いとのことでした。

アツミゲシの写真その1

アツミゲシの写真その2

アツミゲシの写真その3

S・K

観察日時:2024年5月8日

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・ 2024年5月4日

キビタキが来た

2024年5月4日

夏鳥のキビタキが、やっと姿を見せてくれました。さえずりは4月の中旬から聞こえてくるのですが、なかなか姿を見せてくれなかったが、やっと撮れました。

今年は児島の方では多くの場所で聞きますから、数が多いようです。例えば由加山、中山公園、王子が岳、住宅地の中の雑木林などで、二箇所以上から聞こえてきます。嬉しい限りです。

この後は、ここ数年姿を見せないオオルリを探してみましょう。

キビタキの写真

U・K

観察日時:2024年5月4日

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・ 2024年4月16日

亀島山のチョウゲンボウ

2024年4月16日

亀島山は遊歩道が整備されていて気持よくウォーキングできます。

気温が上がって桜吹雪の4月半ば。山頂から水島の街と工業地帯を眺めていると、ヒラヒラと軽快に羽ばたく猛禽(もうきん)のチョウゲンボウが目に入りました。ピタリと静止してホバリングしたかと思うと、獲物を見つけてひるがえって急降下。周辺での約10分間の狩りは成功せず、高度を上げると風に乗って大平山方面へ滑空して行きました。

2羽いたチョウゲンボウのうち、撮影に成功した1羽は画像をみるとメスでした。ここではチョウゲンボウをよく見ます。

亀嶋山のチョウゲンボウの写真

亀嶋山のチョウゲンボウがホバリングする写真

亀島山のチョウゲンボウがひるがえる写真

亀嶋山のチョウゲンボウが急降下する写真

N・H

観察日時:2024年4月16日

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・ 2024年4月12日

国立公園「通仙園」

2024年4月12日

桜が終わればツツジの花見ですが、今年は桜の開花が遅れたため、同時に開花をしていますね。皆様のところではどうですか?

さて、ここは児島のツツジの名所「通仙園」です。

ここの一番の特徴は、コバノミツバツツジと瀬戸の多島美が一枚の絵のように見せてもらえるところにあります。入れ替わり見学者が後を絶ちません。皆様も、是非、来年には訪ねてみてはいかがですか。

それから、ここの清掃は十分に行われていて、地元からも大切に守られている事がわかりますし、さらに他の公園や何とかの森の見本となるような、コンパクトな清潔なトイレを設置していることです。

やれば出来るじゃないか倉敷市、でした。

コバノミツバツツジと多島美の写真その1

コバノミツバツツジと多島美の写真その2

U・K

観察日時:2024年4月12日 

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・ 2024年4月7日

ふれあいの森の春

2024年4月7日

今年の桜の開花時期が遅れた分、ミツバツツジ、タラの芽、ワラビ、山桜が一斉に身ごろ食べごろをむかえたようです。場所はふれあいの森を中心とした由加山周辺です。毎回指摘している、誰も見てくれないふれあいの森は、休日なのに今年も私達夫婦のみが花見客です。

ソメイヨシノと山桜が織りなす花の道、脇道のふるさとの森へ入るとコバノミツバツツジのトンネルもあり、赤紫の美しい花見でした。そこから数百メートル離れた場所の、尾原のオオヤマザクラもしっかりと満開の花をつけていました(三枚目の写真)その周辺にはタラの芽、ワラビが食べごろをむかえていました。

ソメイヨシノと山桜が織りなす花の道の写真

コバノミツバツツジのトンネルの写真

巨木認定の尾原オオヤマザクラの写真

タラの芽やワラビの写真

U・K

観察日時:2024年4月7日

2024年4月7日 | コメント(0)


・ 2024年4月2日

ミシシッピアカミミガメの観察

2024年4月2日

4月1日から2日、茶屋町でミシシッピアカミミガメを観察しました。

気温、水温の上昇と共に冬眠していたミシシッピアカミミガメを河川や用水路で見かけるようになりました。倉敷川と六間川の合流点では数十匹のミシシッピアカミミガメが泳ぐ姿や甲羅干しを観察しました。また、茶屋町地区の用水路でも体長10cmから20cmぐらいのミシシッピアカミミガメがいたるところにいます。カワウと共に川魚を餌にしており、生態系への影響が大きいと思われます。

用水路から現れるミシシッピアカミミガメの写真

倉敷川と六間川の合流点の写真

茶屋町地区の用水路から現れるミシシッピアカミミガメの写真

S・K

観察日時:2024年4月1日〜2日

2024年4月2日 | コメント(0)


・ 2024年3月26日

水島港のイソヒヨドリ

2024年3月26日

イソヒヨドリの高らかなさえずりが、水島海上保安庁の岸壁に響き渡るのをよく聞きます。

近くに止まったオスが、フナムシのような虫をくわえていたので撮影しました。しっかりと虫を弱らせてから飲み込みました。喉が膨らむほどの大物でした。

翌日、また姿を見つけて撮影しました。岸壁からフッと消えて海面スレスレを飛んだかと思うと、船の甲板を歩いたり、気付くと近くのボラードに止まっていたり、忍者のような鳥です。

ちなみに、私が勤務していた工業地帯のプラント内でよく営巣していました。「クックッ」という地鳴きを聞いた従業員から、設備の異常音ではないか?と心配する声が出るので、イソヒヨドリという鳥だと説明をしていました。鉄骨の梁の隙間に巣を作り、パイプラックの間を出入りして、従業員の現場巡視をすり抜けながら、プラント内のあちこちに出没していました。

たくましい鳥だと感じていました。

水島のイソヒヨドリが虫をくわえるところの写真

水島港のイソヒヨドリの写真その1

水島港のイソヒヨドリの写真その2

N・H

観察日時:2024年3月25日~26日

2024年3月26日 | コメント(0)


・ 2024年3月22日

早咲きツツジ

2024年3月22日

場所は、王子ケ岳の海からの直登ルートで「修験道」と呼ばれている。険しい急登の中腹に満開に咲く、コバノミツバツツジと深山ツツジまで咲いていた。

今年は早いのか?と思いつつもツツジの花道の遊歩道へ行くと、まだまだ硬いつぼみなので急登ルートは南向きで気温が上がるからと思われる。この日は快晴で、青い空と瀬戸の海の中に赤紫色が鮮やかでした。

王子が岳の早咲きツツジの写真

U・K

観察日時:2024年3月22日

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・ 2024年3月15日

カメノテ

2024年3月15日

ワカメに続いて春の海の幸、カメノテを紹介します。

干潮時に防波堤の敷石の隙間に手の爪のような形の貝のようなものがびっしり、これがカメノテです。

名前のカメノテは亀の手に似ているからです。貝に似ていますが、カニ、エビの仲間で味も似て、まずまず美味!

しかし、足場の悪いところで岩の隙間にナイフを入れて、根元を切り引っ張り出すのが一苦労です。カメノテが採れたなら、今頃の山菜のフキノトウとノビルを採り、天ぷらにしてカメノテは酒蒸しが美味です。

では、お酒を用意していただきましょう。

カメノテの写真その1

カメノテの写真その2

U・K

観察日時:2024年3月15日

2024年3月15日 | コメント(0)


・ 2024年3月12日

今年もワカメ

2024年3月12日

海の幸に山の幸に恵まれた児島!今年のワカメも暖冬にもかかわらず順調に生育しています。

魚の方では水温の上昇?で釣れる魚種が変わったり、時期がずれたりと目に見える変化がみられますが、海の草ワカメは裏切りませんでした。美味しくいただきます!

※ワカメは漁業権が設定されている地域がありますので、ご注意ください。

ワカメの写真

U・K

観察日時:2024年3月12日

2024年3月12日 | コメント(0)