倉敷美観地区バリアフリー推進会議

倉敷美観地区バリアフリー推進会議

倉敷美観地区バリアフリー推進会議が発足しました 愛称は美観地区ユニバーサルタウンの会です

第5回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰を受賞しました。

  倉敷市と倉敷美観地区バリアフリー推進会議各々が
「第5回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」を受賞しました。

 平成24年1月17日の受賞式には、倉敷市長と倉敷美観地区バリアフリー推進会議座長が出席しました。
受賞の様子倉敷市長と会長
 
 講評の内容は「市と住民の連携による重要伝統的建造物群保存地区のバリアフリー化」と題して、文化財保護の観点からハード整備によるバリアフリー化が難しい重要伝統的建造物群保存地区に指定された倉敷市美観地区内において、ハードにおけるバリアを“心のバリアフリー”により補完するために「おもてなしマイスター制度」を実施し、さらに地区内の道路整備において、住民主体によるバリアフリー化を実施するなど、市と住民が協働したまちのバリアフリー化に取り組んだ点を評価していただきました。

発表する倉敷市長集合写真

倉敷美観地区バリアフリー推進会議とは


 倉敷市では平成18年3月に交通バリアフリー法に基づく倉敷市交通バリアフリー基本構想を策定しておりますが、その中では、美観地区周辺をバリアフリーの視点から総合的に検討を行う地区として別途位置づけをいたしました。 しかしながら美観地区は、歴史的景観を保全する伝統的建造物群保存地区に指定されていることもあり、バリアフリーに関する多くの課題があります。

 そこで、多様な人々の視点を踏まえ、市民、事業者(観光、商業など)、行政が協働でソフト・ハードの両面から総合的な対策を検討し、平成20年3月に「美観地区バリアフリー整備計画」を策定しました。美観地区のバリアフリー化事業においては様々な課題があるため、市民、事業者、行政が互いに協議、調整を行う場、情報交換の場、事業の見直しの検討の場として、地元協議会の立ち上げを推進しておりました。
 
 それを受けて、平成20年8月4日に、倉敷伝建地区をまもり育てる会の主催により、地元関係者、観光関係団体、障がい者団体等の参加による美観地区バリアフリー勉強会が開催されました。 その中で今後もこのような勉強会を継続して開催してほしいとの意見を受け、美観地区の地域価値の向上を願う関係者の意見交換を行う場として倉敷美観地区バリアフリー推進会議(愛称「美観地区ユニバーサルタウンの会」)が立ち上がることになりました。
 
 平成20年11月11日(火曜日)美観地区内のエルグレコにて推進会議準備会が開催され、正式に会の発足、座長、副座長、会議規則、愛称が承認されました。 この組織は、行政が行うバリアフリー事業等と連携を図りながら、民の立場でこれを支援して行こうとするものです。