お客さまの建物へ水を供給するため引き込まれている水道管を「給水管」といい,その材質には,塩化ビニル,鉛,ポリエチレンなどがあります。
倉敷市では,安全でおいしい水を供給するため,給水管を通った水について,市内の給水栓(じゃ口)で水質検査を行っており,この結果,いずれの水質検査も厚生労働省で定められている水質基準に適合しています。
しかし,鉛製の給水管で,長時間水道水を滞留させたような場合,水質基準を超える鉛が溶け出すことがあります。
このため,朝一番に水道を使う場合や旅行等で長時間水道水を使わなかった場合などは,バケツ一杯程度の最初の水は,飲用以外の用途にご使用になることをお勧めします。また,使用されている鉛製給水管を取り替えていただくことも解消策となります。
一方,道路下に埋設されている鉛製給水管については漏水防止や水質劣化防止などの目的から,水道局で配水管の布設替え等に伴って道路部分の給水管を取り替え,鉛製の給水管を解消する対策を進めております。
以下にQ&Aにまとめてありますのでご参考にして下さい。
なお,鉛製給水管についてのお問い合わせは,倉敷市水道局水道管理課(TEL 086-426-3675)まで